対磨耗性・耐食性に優れています‼
ニッケルクロームめっきは、装飾クロムめっきとも呼ばれ、まず中間に比較的厚めの銅・ニッケルめっきを施した後、表層に薄いクロムめっきを施します。装飾クロムめっきは主に美観を持たせたい製品に対して用いられます。光沢のある色調で意匠性があるので、外観をきれいに整えるために使われることが多いですが、ニッケルめっきの保護膜として使われたり、製品に更に硬度をもたせたりする目的で使われることもあります。その他のケースでは、高い防錆性を得るために用いることもあります。クロムめっきで用いられる金属クロムは、大気中で酸素と結合し、表面に透明で極めて薄い不動態膜を形成します。めっき表面が空気に触れることで酸化被膜が形成されるので、耐食性が強くなるというわけです。これにより、銅・ニッケルめっきがもつ美しい光沢・耐食性に、さらに優れた耐食性・安定性が加わることで美しい外観を保持することができます。製品の美観性に優れているという特性から、水道蛇口などの設備部品や、自動車の外観部品などに使用されます。
通常のニッケルクロームめっきは光沢ニッケルクロームめっきと呼ばれます。それに対して無光沢ニッケルクロームめっきは光沢材を添加せずに処理する方法で、光沢のない外観になりますが柔軟性があり、変色しないなど光沢ニッケルクロームめっきより機能的に優れた特性があります。弊社では光沢めっき、無光沢めっきの両方を取り扱っております。お客様のご依頼に柔軟に対応することが可能です。
槽の外形
ニッケル
850*2600*850
クロム
700*110*800
弊社では銅および真鍮へのニッケルクロームめっきを得意としています。 製品の内径部へも、十分にめっきが可能です。
ニッケルクロームめっき
ネジ内部までめっきされています。